当会は、栃木県内に事務所を構える約250名の土地家屋調査士および土地家屋調査士法人により構成されており、県内11の支部に分かれて活動を行っております。また、会員の情報を公開し、県民の皆様に安心してご相談いただける体制を整えております。
土地家屋調査士は、昭和25年の制度創設以来、不動産の表示に関する登記や土地の筆界を明確にする専門家として、不動産の現況を明らかにし、国民の皆様の大切な財産である不動産の安全な取引と権利の保全に努めてまいりました。
さらに、平成19年には、土地の境界をめぐる紛争の解決を支援するため、栃木県弁護士会のご協力のもと、「境界問題解決センターとちぎ(ADRセンター)」を設立し、調停の場を提供するなど、民間型の紛争解決にも積極的に取り組んでおります。
今後も、土地家屋調査士一人ひとりが専門知識と技術の研鑽に努め、社会から信頼され、必要とされる専門家であり続けるよう、より一層の努力を重ねてまいります。
不動産の現況確認や土地の境界に関してご不明な点、ご不安なことがございましたら、どうぞお気軽にお近くの土地家屋調査士へご相談ください。
今後とも、栃木県土地家屋調査士会を何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年5月27日
栃木県土地家屋調査士会
会長 髙 橋 洋 行